前半型にとっては永遠の課題、中間疾走。
僕はあれこれと画策してきましたが、現在は「失速を抑える」一点に集中した守りの走りを意識しています。
僕の現状は以下の通り。
(1)左右の骨盤を前後に回転させながら進む
(2)前方に出た骨盤と逆側の足が振り出し足になる
(3)接地は踏みしめないように。フラットに弾く
(4)振り下ろしの途中で、軸足が振り出し足に変わるイメージ
(5)腕はだんだん小さく畳んでいく
今回ピックアップするのは(1)の意識!
他の意識については以下の記事をご参照ください。
(2)について
(3)について
(4)について
そんな中、白石黄良々(きらら)選手の動画で中間疾走の面白い話を見つけました!
動画では、中間疾走を強くなるコツで骨盤の動きが語られています。
簡単に言うと骨盤を上下に落とすイメージ。
これは確かに聞いたことがある!!(・・・けどやってなかった笑)
具体的には、振り下ろす足と同じ側の骨盤を一緒に下げます。そうすることで、振り下ろしのインパクトを強める戦略です。真正面から走っている姿勢を見ると、左右交互に上下動して見えるんじゃないでしょうか。
先述の通り、僕は骨盤を水平方向に左右回してはいますが、垂直方向に左右動かしてはいませんでした。これが中間疾走のインパクトの無さの原因かもしれません。
修得には、いつも通りスピードを抑えたステップを踏んでいきます。
・アップのjogで大きく骨盤を上下動してみる。
・ドリルで走りきった後、余韻のスピードで動かす。
・ルーティンのマーカー練習で動かす。
・ダッシュ練習の際、中間疾走で動かす。
これである程度感覚は磨かれるはず!
ちなみに、遅いスピードのフローを多めに取り入れることをオススメします。スピードが速ければ速いほど、僕らはコントロールが下手くそになるからです。
・・・で、
実際にやってみたら、確かにグッとくる!!!
やっぱり足を振り下ろすのではなく、足の付け根である骨盤を振り下ろすという意識、すなわち「体の中心から動かす意識」がここで活きてくるのでしょう。
実はこの考え方にはまだ先があります。
それは、肋骨を骨盤の動きにリンクさせる意識です。肋骨はただの骨ですが、その間「肋間」のスペースは変化します。左右の肋間をポンプのようにつぶしたり広げたりして、インパクトを引き上げることができます。これはまた別の記事で語ります。
それでは!
<参考にした本>
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