僕は中学時代から、なんとなくつま先接地で走っていました。
母指球で接地して走ると速い
なんて、どこから聞いたかも忘れた話を鵜呑みにして。
高校時代も変わらずつま先接地。
通学時もつま先立ちでトレーニングするなんていう恥ずかしいことをしていました笑
でもね、勝てないんですよ。
どんなに頑張って走っても走っても、滑らかに走っていく人たちには歯が立たない。
それでも自分では気づかない。
つま先接地がブレーキだと言うことに。
挙句に大学入学当時は、つま先接地をひたすらに極めていました。
こんな本が目についたんです。
僕は、あることを意識せずにつま先力をトレーニングした結果、ふくらはぎだけ強化して走りました。
やがて記録が11秒1台から硬直し、いよいよ接地を見直しはじめました。
ブレーキを逐一かけるような走り方に、やっと違和感を感じたんです。
なぜつま先はダメなのか。
ポイントは足首です!!
意外とスルーされがちな話ですが、足首の角度は90度に近い状態をキープすることが重要です。
プロ選手の多くは足首の角度をあまり変動せずに走っています。
そうすることで、足首による地面反力の緩和が起きないのです!
逆に足首を曲げるような走りをしていると、せっかくキックして得た地面反力を、足首の角度を変えることで打ち消してしまいます。
本来は体の中心部まで到達すべき力が弱まるのです!
本題に戻りましょう。なぜ僕がつま先接地をおすすめしないのか。
つま先接地は、足首の角度を変動させやすい接地だからです!!
つま先接地を意識している方は、走っている時の自分の足首、ちゃんと90°に固定できていますか??
きっと難しいと思います。
それは腱が強くないといけないからです。
腱が固ければ(強ければ)、足首の角度キープをしやすいので、どこで接地しようが90度を維持することは可能です。
しかし、日本人で腱が強い人ってそう多くはないと思います。
僕は腱クソザコです笑。
だからこそ、フラット接地がおすすめなんです!!!
足裏をべったり地面につける必要はありません。
ただ、足裏全体でつく意識だけはしてください。そうすれば足首の角度が90°のまま地面をキックできます。
そうすれば、実際は足の前の方で接地しても問題ありません。
もうバカみたいにつま先立ちして足首鍛えるのはやめましょう。
使うべきはふくらはぎなどの末端筋肉、小さい筋肉ではなく、体の中心部の大きく強い筋肉です。
それでは!
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