足が速くなるには、自分のスタイルをよく知ることが大事です。
そのスタイルを生かす戦略を練って各々がレースに臨みます。
伸び悩む人に多いのが、多くのことを実現しようとしています。
練習の時に多くの課題を解決しようとして、パンクしているんです。
仮に練習はそれで上手くいったとしましょう。
でも、試合中にまでたくさん意識を張り巡らせるのはNGです!!!
癖づけるために意識して走るのは練習。
いつもの自分をリラックスして引き出すのが試合。
ただでさえ緊張する試合で、更に動作のあちこちに意識をしていたら、体は無駄に力んでしまいます!
そこで提案したいのが、前半・後半で意識を大きく分けることです。
前半後半というのは距離で分けても良いですが、加速区間と失速区間に分けると考えて大丈夫です。
僕は100m走ばかりやっていますが、他の短距離走でもこれは当てはまると思います。
別記事では、戦略は一度に一つ取ることをおすすめしております。
www.numasprint.com
前半に一つの意識・後半に一つの意識をすれば問題なく2つの技術を習得できます!
僕は100m11秒台から10秒台に変化した時、試合中は以下のような意識をしていました。
前半
・接地時間を長く取り、丁寧に地面を押す。
後半
・足の回転スピードを上げようとしない。維持する。
練習ではもっと具体的に、腰の回し方や接地の重点の置き方などなど刷り込ませます。
試合で意識するのは、この程度です。
特に体がこわばるようなものではない範囲で、意識します。
むしろ力を抜く意識をしているものが大半です。難しく頭で考えすぎると、感覚を見失います。
それでは!
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