大会が再び始まる日に向けて、新しいスタイルを練習中です。
今回はそれにちょっと関係したお話。
みなさん!外出自粛中に差が出ますよ!!
目次
前置き「ふと」
走りの調子が悪い時、原因を探ってみると、何気ない動作がいつもと少し違ったりします。
まだまだ意識が刷り込まれていない証拠ですね(笑)
僕の場合、そんなよくある違いが指先だったりします。
・・・なんじゃそりゃ!!?
そう疑問に思うのも当然ですが、待ってください笑。
一見どうでも良いようで良くないのが手のひらです!!!
じゃ、いってみよう!
パーとグーを使いこなす
手のひらの話、実はあんまり僕は好きではないんです笑
というのも、体の末端に意識を向けすぎる動きって危険だからです。
最も力を引き出せるのは体の中心とその周辺なんです!
だから体幹をひねったりする技術が存在するわけで・・・
っていうのはまた別の記事で語ります笑
さて、タイトル通り、手の形が走りの出力と大きく関係しているというお話です!
短距離走において、皆さんはどんな手の形をして腕振りしてますか??
「パー!」
「グーに決まっちょるやろが!」
「優しいグー」
「T-1000みたいな指そろえて広げた感じ」
などなど。人によって様々だと思います。
ちなみに僕は元々「優しく卵を持つ感じ」でグーにしてました。
そのスタイルだと脱力がしやすいので、10秒台には問題なく入れます。
ただし、パワフルな走りをするにはグーは相性が悪いです!
そう!
簡単に言うと、パーの時が出力大。グーの時が出力小となります。
良い例がバン・ニーキルク選手。400m走の世界記録を叩き出した男です。
彼は、加速区間はパー、スピードに乗ってきたらグーにして、楽にスピード維持というスタイルであることがわかります。
ちなみに、100m選手はパー、400m以上の距離の選手はグーが多いとか。
これは身近な選手を観察したら一目瞭然です。
100mは体力など気にしないフルスロットルなので、パーが多い。
400m〜長距離ともなると、体力の維持はとても大事。無駄な腕振りを抑え、手のひらもグーになりやすい。
この当たり前の事実を聞いて、どうするか。
そう迷った結果、混ぜてみることにしました!
現在。
僕はバン・ニーキルク選手の真似で、パーとグーのハイブリット型です!
僕は10秒9台で停滞したとき、この手のひら理論を取り入れて10秒8、そして7にいくことができました!
(※手のひらだけが決め手ではありません)
グーとパーの使い所
では実際にどのように活用するのがおすすめなのか。
それは100mのどの場面に力を入れるかによって変わってきます。
例えば前半型の僕の場合、スタートからゴールにかけて、だんだんと腕振りは小さくする意識です。(もちろんスピードに乗っている後半は勢いで大きく見えます。)
腕振りを大きく、体を捻るようにして最初は加速します。
この時、指をまっすぐ伸ばしたパーです!
そしてスピードに乗って上半身が立ち上がる中盤。
小指から順番に指を閉じていきます。
いきなりグーに変えると走りのリズムが乱れるため、こうようにしています。
そのまま最後は柔らかいグーにして、素早く・小さく腕を振る意識です。
後半は減速区間のため、パーにしてもあまり効果はないんじゃないかと考えています。
以上が僕の作戦です。
グーとパーにも多種類ある
パーの中にもいろいろありまして、指をピンと伸ばすか否かでも変わってきます。
僕はピンと伸ばさないとハマりませんでした笑
パーとグーを使いこなすことが、腕振り、そして出力調整をマスターすることにつながるかもしれません!!
指をどのように閉じるか/または伸ばすかなどなど、その場で腕を振りながら試してみてください。
それでは!
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